ぶっちゃけ、事例記事ほどアテにならないものはありません。
広報担当者は自社にとって都合のいい話しかしませんし、担当者もノウハウのすべてをほいほいと開示したりはしません。よって彼らはごく一部の、ポジティブな情報しか出さないのですが、それをすべてと誤解して、「これが成功事例だ、こうすればうまくいく」と薦めているわけです。そんなブログも多いですね。まあ雑誌については読者の要望に従ってるという側面もあるのですけどね。
他社の事例を聞くことが悪いとはいわないですけど、それはあくまでもその会社がそのときに手がけたときに起こった話であって、そのときにやったとされるアクションリストも一部でしかないのです。
予算や知名度など会社の置かれた状況もちがえば、タイミングもちがいますし、担当者の資質も当然異なるわけで、それに加えて成功に導いたであろういくつかの重要なアクションは教えてもらえないのです。そんなのを真似して成功するほうがおかしいと思いませんか。
残念ながらこの業界はライター崩れがコンサルを語るケースが多く、つまり取材などの伝聞情報をもとにあれこれと講釈するんですけど、そもそもの取材内容がまちがっていることも多いんです。でも実務経験がないのでそれに気づかない。悲しいけど、そういう話は少なくありません。
担当者に直接聞いても全部は教えてもらえないのに、その伝聞を聞いたところでどれほど参考になるのでしょうか。気休めもいいところです。
むしろ失敗事例のほうがまだ一般化しやすいし参考にもなるんですけど、なかなか企業の担当者が自分の失敗談をしてくれるとも思えません。ぼくは過去に失敗した話をセミナーでやりましたけど、あれは立場的に恵まれていただけで、ふつうのサラリーマンが話すのはむずかしいでしょう。
自社の運命を左右するような重要な施策だからこそ、それを決断するのは他の誰でもなくあなたなんだということをえらい人は自覚しなきゃいけないのです。けっしてデータじゃないし、ましてや他社事例でもない。
まあそういう上司ばかりだと現場は楽なんですけどね。
[追記]
これが失敗した話ばかりをぶっちゃけたセミナーです。
[さらに追記]
ましてや異なる業界の事例なんて参考になるわけないですよね。
クルマの売り方、ゲーム機の売り方、シャンプーの売り方はぜんぶちがうんですから。











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