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コミュニケーション・バブル

最近は「コミュニケーション」とつければなんでも注目されちゃうみたいで『Number』までコミュニケーション力の特集。どうなってんだろうね。

ザッケローニとか落合博満、星野仙一、オシムといった面々にインタビューした記事がいっぱい載ってる。星野仙一のどこを指してコミュニケーション力が高いと言ってるのかわからないけど、NHKの解説者になれたというあたりに発揮されたのかな。
オシムにしても、コミュニケーション力が高いというよりは、セルフプロデュース力が高いという感じだし、「名言」と「コミュニケーション力」がごっちゃになってる感じがする。

そもそもコミュニケーション力が高いから成功したわけじゃなくて、成功する確率が上がる程度だとわかっとかないとダメだし、成功した指導者のみんながコミュニケーション力が高かったわけでもない。
とくに監督なんて職業は「勝てる試合を確実に勝ち、五分の試合を五分以上の勝率に持っていく」ことができれば名将なんだから、すべてのチームが同条件じゃない以上は結果から判断するのは危険過ぎる。

まあそれはどうでもよくて、この特集の中で生島淳が野村克也にインタビューをしていて、「人見知りする人って、観察眼が優れているというのが私の持論なんです。」という生島さんの発言に、野村さんが「なんと! おっしゃる通り、その通り。」と同意していたのが印象的だった。

というのもぼくも自分が人見知りだから、その負け惜しみも認めつつ、とはいえビジネス上では人見知りが有利に働くこともあるし、向いてる職種もあるよなあと思ってたので、ちょっと共感した。
自分が過去にやってきた仕事で言うと、広報は人見知りが向いてると思うよ。営業もそこそこ向いてると思う(少なくとも人見知りだからダメってことはない)。

で、コミュニケーション力というと、やたらしゃべりまくることが大事であるかのように思われがちだけど、じっさいはそんなことなくて必要なときに必要なことを話す、その際に納得や共感できる言葉で伝えることができるかどうか。
人間には相性もあるし、相手の感情の起伏もあるので、絶対の正解なんてない。だからコミュニケーション力が高いというのは引き出しが多いことと、それを選ぶのがうまいってことなんだろうね。

ま、このへんも書き始めると止まらないのでこのへんで。


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