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mixbeat 3-2(3期生第2回ワークショップ)

昨日はmixbeatのワークショップの日でした。3期生による初めてのワークショップです。

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当番だったユウゾウの会社の会議室を借りたんだけど、あんまり部屋がデカいのはマイナス要因だね。

今回は「ヌルい評価を撲滅する」というテーマで、そもそもは「みんなすごい」みたいなよくわかんない曖昧な評価はなくしたいという話で、さらにそもそもは全員が「みんなすごい」って論理的にあり得なくないかという指摘から始まってるんだけど、このへんのニュアンスが微妙にずれているのに(当人たちがそこに気付きながらも)なんとかなるだろうと突き進んだ結果が昨日のワークショップに如実に表われていた。

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今期からは卒業生にもワークショップ設計に関して相談していいよと伝えて、じっさい何度かやり取りがあったんだけど、こういうワークショップ設計の経験者に相談することがはたしていいことなのかどうかも含めて、いろいろ試行錯誤しています。良く言えば運営そのものも常にブラッシュアップし続けているということで、そういう姿勢を感じてもらえればいいかなと。

ワークショップはグダグダだったので振り返るほどでもないんだけど、こんな段取りでした。

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当番のふたりから「みんな、相手に対する評価がヌルいんじゃないの」ってことを言ってるんだけど、他の塾生たちは「は? ぜんぜんヌルくねーし」って感じで、最初からかみ合ってない。
じっさい全員ヌルいんだけど、こういう指摘は具体的でなければなかなか受け入れられないよね。それと「ヌルい」ってのはそもそも主観的すぎる表現で、なにをもってこの言葉が出てきたのかはわからないんだけど、わざわざ煽る必要はなかったんじゃないかな。
もっと真摯に、もっと誠実に問題提起をしたほうが参加しやすかったと思う(と直球な言葉を使いがちなぼくが言うのもなんだけど)。

で、チームに分かれてディスカッション。全員不満顔。

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このチームに分かれてディスカッションして、あとで発表という流れでうまくいったワークショップはないんじゃないかな。だってつまんないもんね。

最終的に塾生ひとりひとりにアドバイスを送る、みたいな流れで、どこの自己啓発セミナーだよみたいなことになってたんだけど、みんながぜんぜん乗り気じゃなかったのが逆に救われたというか、これでわーっと盛り上がって「おめでとう!」とか「がんばろー!」とか拍手がわき起こってたらもうやめちゃってたかもしれない。

ぼくはやることなかったので自主的にビデオ撮影。

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まあ最初なのでハンデは大きいと思う。準備期間もいちばん短いわけだし、他の人のを見たわけでもないしね。
だからそのへんの情状酌量みたいなものはあるし、そういう意味でも予想の範囲内での結果でしかなかった。当番ふたりにとってはいい経験になっただろうし。

ただまあもうちょっとおもしろくできたんじゃないかと思うのも事実で、じっさい笑顔が少なかったのが残念だったな。先月は手伝いに来てくれた2期生が驚いてたくらい笑いに溢れてたので。
これはぼくの持論だけど、何かを身につけようとするなら、楽しいほうが早く確実に身につく。だから座学じゃなくてワークショップにしてるし、楽しく真剣に取り組む経験を一緒に積んでいくから信頼関係も築けると思ってる。

で。

今回狙ってるところが二転三転してるので、どこに対してコメントしたものか反省会でも困ったし、スタッフが書いてるブログを読んでもその「どうしたもんかなあ」って感じはすごく伝わってくるんだけど、信頼関係が築けてない状況でどこまで正直にコメントできるかってのは正直難しいと思うんですよね。

だからこそ一年かけて信頼できる関係を作ろうぜって言ってるわけで、それを半日でやろうってのがいかに無謀かということは最初に伝えたんだけど、「いや、やれます」という当番をそれ以上止めるわけにもいかず。

そもそもの「相対化」にもっとこだわれば良かったのにな。

うちの高校から阪大にいった子がいて、その子が同窓会でリンゴとミカンとどっちが好きと聞くので答えたら、じゃあメロンとイチゴは? リンゴとメロンは? スイカとイチゴは? スイカとリンゴは? と次々に質問をしてきて(じっさいは解答用紙を渡されて不等号をつけた)、それに答えたんだけど、「これを何に使うの?」って聞いたら「整形して論理矛盾を浮き彫りにするの」って言ってたんですよね。
たしかに「リンゴよりミカンのが好き」って言ってるやつが「ミカンよりもイチゴが好き」と答えて、さらに「イチゴよりもリンゴが好き」ってなるのは論理的にはおかしいからね(わかんない人は「1より3のが大きい」で考えるとわかりやすいかも)。

ぼくはこのエピソードが忘れられなくて、人間の好き嫌いとか評価なんてのはそんなもんだよなあといつも思ってるんだけど、こういう過去の経験がワークショップを考えるときのヒントになるわけです。

あるいはこんなのも。
失敗するのがわかってたのでリカバリー用に持っていこうか迷いつつ、けっきょく持っていかなかったんだけど、こういうのを用意していました。

クリップボード02

下のドカベンのキャラをマッピングしたのは前にブログで紹介したやつなんだけど、評価や相対化を扱うならポジショニングマップを作るワークショップでもいい。ポイントは軸を考えさせることで、これがそのまま評価基準に繋がる。
これは卒業生のサヨが当番にアドバイスして(そして無視された)ことだけど、けっきょく人間なんてのは全部勝ってることなんてまずなくて、「○○は俺のほうがすごいけど、××はかなわんなあ」というのが普通。だから常に複数の軸で相手との力関係を把握したほうがよくて、精神衛生上もそのほうがいい。

だから白紙のポジショニングマップを渡して、「じゃあ自分が右下になるように軸を自分で決めて全員をプロットして」とか、「自分を右上、河野が左下になるように軸を考えて」とかそういうやり取りをたくさんやるだけでも、評価について考えるきっかけにもなるし、相手のことをちゃんと考えるきっかけにもなる。
そういうのを通じて、全否定も全肯定もしない的確な評価ができるようにする、というところまでをとりあえずのゴールにしたほうが現実的だったと思う。それを正直に相手に言えるかはまた別の話だしね。ぼくだって合計しても20時間程度の人たちに「あなたはここがダメですね。もうひどすぎます。100点満点で12点くらいです」なんてことは言いづらいわけで。

ちなみにドカベンのは3年前に書いてた。

もちろん「ロンハー」のように「格付け」をするのも一案(だけどこれはまんまパクリなのでもうひとひねりしろって言うかな)。

いずれにせよぶっつけ本番でやれるほど甘くはないってことで、ここをスタートに3期生のワークショップの完成度が毎月上がっていくと思えば楽しみでもある。
大変だとは思うけど10人(スタッフ入れれば14人だし、20人必要なら卒業生も呼べばいいわけで)の参加が確定してて、彼らを好き勝手に使えることなんてめったにないわけで、そういう独裁的ポジションを楽しく有意義に使ってほしいですね。
だから「当番は王様」って格言が塾内にはあるんだし。

以下、関係者のブログ。彼らはスタッフなのでちょっと厳しめ。

[追記20100810]
活動報告ブログにレポートが掲載されました。3期生は自分のブログにぜんぜん書かないのでもったいない。

[追記20100813]
さらに追加。

mixbeat_joinus_468x60

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