月曜日の夜に第1回NAGOYA GIGSを開催しました。男子ばっかり14名。
栄ってところでやったんですけど、ビルの側面に観覧車がくっついてて、かなり悪ふざけ度が高いところでした(このビルではやってないですけどね)。
テレビ塔のそばなんですけど、このへんは1997年に来たんだよなあ。大須でVAIOを衝動買いしたときに。
広告代理店の方、新聞社の方、出版業界の方、ウェブ系の制作や開発に携わってる方、とまあ(偏りつつも)わりかし多様なメンツが集まったのですが、このへんの方々がうまいこと連携できるといいですね。
で、トピック的にソーシャルメディアとかマーケティングが中心になるので、自分は「畑違い」と謙遜する方もいらっしゃったのですが、ぼくはそういう「畑」みたいなもの自体が消え去ってきているのがいまの時代だと思うんですよね。
技術も知識も数ヶ月で一般化・コモディティ化しちゃう世の中なので、どこの業界、どこの会社に属していても本人がその気ならいくらでも学ぶことはできる。
じっさい「畑」とされてる広告代理店やIT企業(ってくくりは好きじゃないんだけど)の連中が詳しいかっていうとぜんぜんわかってないし。ほとんどゼロに近いどんぐりの背比べ。
いちばん差別化できるのは「経験」なのに、どっかで聞きかじった事例を語ってるだけで(口ばっかりで)行動しない。まあ代理店の場合はクライアントのお金を扱うわけなのでなんでも自由にやれるわけじゃないんだけど(そのわりにはナントカ賞とか大好きだけど)。
ネット時代・ソーシャル時代のマーケティングを特定の技術論とか概念論で話すのはちがうと思うんですよね。
ソーシャルメディアとか(トリプルメディアとか)、次世代広告とかそういうんじゃなくて、これだけいろんな声がほぼリアルタイムで可視化されて、消費のダイナミズムが生まれたときに、もっと当たり前のこととして「いい商品がズルなしで売れる健全な世界を作るためにどうするか」を考えていきたいですよね。
それが実現すればメーカーはいい商品を作ることに集中できるし、結果ぼくらもハッピーになるわけだし。
このへんは参加者のみなさんに終わってからのメールで書いたんだけど、そこまで規模を広げて全体像を捉えると、どうせ全員がその一部しか担ってないわけです。だからこそ(全体を常に意識しつつ)その一部を完璧にこなせるように意見交換・情報交換できると素敵だなあと思うんですよね。
正しいことをやろうとしている人が孤独を感じなくてすむようにしたいですし、そういうネットワークを全国各地に作っていけるといいなあと思います。
ほかにも、新聞社をはじめとするマスメディアのネット進出がうまくいってない話とか、何から手をつけたらいいかわかんないときに日頃意識していることとか、そんな話を3時間くらいしてました。
終わった後に堂森さんとさらに2時間くらい話してたのかな。そんときもいろいろ話したんだけど、まあそういうのはまたの機会に。しかし話すほうが書くよりも簡単ですね。話すように書ける人がうらやましい。
今度は広告主側の人たちと生々しい話をしたいかな。代理店に限らず、次々と沸いて出てくる支援企業のブラックリスト・ホワイトリストをみんなで共有するとかできると理想だな。
以下、参加者のブログです。
EBISU GIGSは女子の参加もけっこういたので、次回以降は男女比でも多様性を発揮したいところですね。
[追記]
東京第一ホテル錦ってホテルに泊まったんですが、ネットも無料で使えるし、禁煙フロアだし、シングルからツインに無償アップグレードしてくれたし、よかったです。コンセントがひとつしかないので今度行くときはタップ持っていったほうがいいかも。
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コメント(2件)[コメントだけのRSS]
>「いい商品がズルなしで売れる健全な世界を作るためにどうするか」を考えていきたいですよね。
それが実現すればメーカーはいい商品を作ることに集中できるし、結果ぼくらもハッピーになるわけだし。
全く同感です。
僕がソーシャル好きなところも、元々教材編集担当で、少しでも良い商品作りたい、その分どうしても必要なコストが…と思っているときに広告宣伝担当に異動し、「なんて広告宣伝って無駄金使っている世界なんだ、ズルする広告主・代理店が跋扈しそれに少しでも追いつこうとするために必要以上の投資を強いられる…」と感じたところにあります。
#マスメディアを否定するわけではなく、マスの影響力に数多の真実が包み隠されてしまうのが嫌だったわけで。
まっとうなソーシャルメディアがフツーになれば、商品力のある企業が残り、それが一番ユーザーのためにもなるはずですから。
投稿者: Z会 寺西 | 2010年7月28日 11:18
寺西さん、コメントありがとうございます。
ネットに関わってもう20年近くになりますが、本質的には「正しい人が報われる」チカラが働いていると信じています。
おっしゃるとおりマスメディアの是非論ではなくて、そこに携わる人たちの道義論として、もっと理想的な世の中に近づくように支援したいものですね。がんばりましょう。
投稿者: 河野
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2010年7月28日 11:25