企業アカウントの引き継ぎの話はこないだ書いたけど、今回は撤退の話。
京都国立近代美術館(@MoMAKyoto)で働くウェブ担当者がツイッターを「情報担当の上司の公式運用の了承を得た上で」始めたんだけど、本人が退職するにあたり引き継ぎも行なわれず、アカウントも消すように言われたと。
ちょっと前に終了宣言がツイートされていて、その時は理由も書いてなかったんですよね。こんな感じで。
【重大なお知らせ】暖かいご支援をいただいてきた当アカウントは、7/8をもって運用を終了いたします。わずか8ヶ月の短い期間でしたが、みなさまのご協力に心から感謝いたします。ありがとうございました。
で、昨日その理由が開示されたと。それがこれ。
運用終了に至ったのは、自由な運用の鍵でもあった関心のなさのためでした。さまざまな問題が明らかになることを期待している方々にとって残念かもしれませんが、上層部が一人の有期雇用職員の仕事に必要性を見出せず、引き継ぎもできないまま予定より早く解雇したというだけの、どこにでもある話です。 http://twitter.com/MoMAKnakanohito/status/18033065715
(Blackbird Pieでうまく生成できなかった。消えちゃったのかな)
ブックオフオンラインのケースと比較すると、そもそも継続する意志が企業側にないのだとしたらかわいそうな話だとは思う。ただまあツイッターに限らず、ブログだろうがセカンドライフだろうがメールマガジンだろうが、永遠に続ける必要はないし、実際問題としてはムリだよね。きちんと効果も見つつ、ダメな場合は説明責任を果たした上での撤退は当然のこと。
だから担当者が愛着や思い入れがあるのはよくわかるけど、それは置いておかないといけない。自分ひとりで全部の責任を背負えるわけじゃない以上は。
広告はスポットの予算でいいんだけど、ソーシャルメディア上にアカウントを作成するというのは、広報と同じで人件費を張り続けなきゃいけないからね。それでなくても日本では広報予算が小さいので(つまりあまり重要視されていない)、なかなか悲しい話だなと思ったけど、これからよく見ることになる光景のひとつだとも思った。
ツイッター上では同情する声は多いし、それはぼくも同じ気持ちなんだけど、ただこういう愚痴というか後ろ足で砂を浴びせるような行為はあまりきれいな幕引きではなかったのも事実で、こういうのをひとつひとつ踏まえつつ企業アカウントの運用(や組織としての振る舞い)について考えていかないといけないですね。











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