さっき書いたブックオフオンラインの「オトナ買いお知らせメール」とかの話。
今回のリニューアルで「入荷お知らせメール」を機能強化しました。これまでは名前の通り指定した商品が入荷したらメールで通知するというシンプルなサービスだったのですが、リニューアル後は希望価格を指定できるようになってます。
たとえば『そんなんじゃクチコミしないよ。』が"300円になったら"メールで通知するという条件指定ができるようになりました(ぼくらは「指し値」機能と呼んでます)。
「値下げお知らせメール」も同様で(というかこっちはもっと直接的で)、これまでは1円でも販売価格が下がったらメールで通知していたのを「入荷お知らせメール」とサービスを統合することで指し値ができるようになっています。
これ、けっこう便利だと思いません?
さらにこれをオトナ買いにも適用させて、たとえば『BLEACH』全巻が6,000円以下で買えるようになったらメールで通知するという「オトナ買いお知らせメール」というのも新サービスとして始めています。
数冊足りないときはもちろん「揃ったよメール」として使えますし、でも全部新刊だとぜんぜん得じゃないから定価の30%OFFまで買わないという場合でも、指し値をすることで余計なメールを受け取らなくてすみます。
これらの機能強化は1年以上前から準備してきてて、ようやく実現することになったのですが、お客さんからのご意見に同じアイデアがありました。これには正直ちょっとビックリしていて、ぼくはマーケティングの仕事は世の中の(もちろんお客さんも含んでの世の中)潜在的なニーズを読み取って具現化することだと思ってやってきたんだけど、これだけ多くのお客さまの声がその気さえあれば聞こえるようになると、仕事とか役割が変わってきてるみたい。
これまでは一生懸命「半歩先」のサービスを考えてたけど、それはもうソーシャルで解決しちゃって、それをちゃんと読んでほかのサービスとの整合性とか優先度を決めたり、予算を捻出したり、どう実装するか・パッケージ化するかについてちゃんとデザインすることにもっともっとシフトしていくべきなのかもしれない。
もちろん早い遅いの問題はある。今回の「指し値」についてもぼくらは1年以上前から話してたけど、そのアンケートへの回答は半年前だったわけで、スピード重視の考え方ならやっぱりちゃんと考える人がいなきゃいけないのは事実。ていうかべつに考える人をゼロにできるとは思ってないんだけどね。
ただけっきょく実装に1年以上かけてるのももうひとつの事実なわけで、スタートアップならいざしらず多くの会社においていったいどこまでスピードが重視されているのかというと、疑問だよね。より正確に言うと、重視してるしてないで言えばもちろんブックオフオンラインだって重視してるんだけど、現実問題としては先立つものがないとどうにもならないんだよね。
実体験として感じたことを率直に書けば、
顕在化されていない顧客ニーズはもう世の中にないのかもしれないなあ
ってことですね。ぼくはいいことだと思うし、だからブックオフオンラインではあらゆるチャネル・ツールでお客さんの声を聞こうとしているけど、その現実を認識できないともったいないことになるよね。












コメント(4件)[コメントだけのRSS]
シリーズモノの最新作が出たらお知らせしてくれると嬉しいです。できるのかな?
ヒストリエの続きが読みたくて・・・!
古本屋さんに言うことじゃないかも知れませんが(汗
投稿者: 片岡 | 2010年4月14日 14:19
ふふふ、その機能は、、まだ言えませんけど、へへへ。
投稿者: 河野
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2010年4月14日 14:55
このタイトルで本が書けそうだよ
「顕在化されていない顧客ニーズはもう世の中にないのかもしれない」
幻冬舎新書(笑
投稿者: こーへー | 2010年4月20日 11:49
書いても売れないと思うよ。
本当のことを言っても(書いても)売れないってのは本当。
投稿者: 河野
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2010年4月20日 16:32