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第1回mixbeat showcase

昨日は第1回mixbeat showcaseをやってきました。

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最近は勉強会ブームなので、それ自体は珍しいことではないんですけど、ぼくらがやりたかったのはスライドにあるとおり「本当に価値のある企業事例の共有」です。
本当にうまくいってる会社はえてして地味で普通のことを愚直にやってるだけということはよくあって、でもそれは地味ゆえに(あるいは普通で画にならないがために)、大きく取り上げられることはありません。本を出しても売れません。

でも本当に参考になるのはそういう会社の取り組みだったりするんですよね。なぜその会社には可能だったのか、人の問題なのか、仕組みの問題なのか、それとも運なのか、いろんな要素がある中で、きちんと本質を見極めることができれば自分たちの会社や普段の仕事にも取り入れられると思うのです。

だからmixbeat showcaseでは一方的な講義だけじゃなくて、オンライン・オフラインあわせての議論を求めています。じっさいに本質をあぶり出す作業はそこに参加する全員でやったほうが精度も高くなるわけで。

いまの構想としては年2回のイベントとして続けていきたいと思っています。いつまで続くかについてはわかんないけど、mixbeatの看板を掲げてるので、うまく塾生間でサポートしたり運営を引き継いだりしながらやってくれたらいいなと。

今回仕切ってくれた1期生のカッチューと、事務局の藤田さん。感謝。

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ぼくはザッポス本について話しました。

前から本の要約を30分でできるといちいち読まなくてもいいから便利だなと思っていて(本屋としては誉められた話じゃないんだけどね)、そのテストも兼ねてチャレンジしました。

さすがに60ページ近くあったので30分で話すことはできず、5分オーバー、35分くらいかかってしまいました。

最初は時間のことは考えずに本のポイントを抜き出していて、89ページになってたのを1/3くらい削ったんですけどね。
いちおう削る前の完全版も公開しておきます。結論や主張が変わることはありませんが、ザッポスの紹介部分が増えています。

みなさんにプレゼンを聞いての感想を「『○○』とは『××』である」というフォーマットにあわせて発表してもらった。このへんは運営側で、聞いてる側の参加具合を高めるためにいろいろ考えてくれた様子。

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青木さんが「『カルチャー』とは『共感されたルール』である」とまとめてくれていて、うまいなあと思いながらメモらせてもらいました。

特に示し合わせたわけでもなく3つの事例を決めて話したんだけど、参加者の感想を聞いているとコミュニケーションの本質のところでの共通点があったという声があった。

その場でも話したんだけど、ぼくはちょっとちがうと思っていて、例えばハーレーのように優れた商品力がある会社はわりと話は簡単で、あぐらをかかずにシンプルなことをやり通せばいいんだけど、多くの会社はそういう商品は持ってないわけです。

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もちろん開発しろって話はそれはそれであるんだけど、でも同時に、いやそれより先にいまあるコモディティ化した商品、競合優位が見あたらない商品をどうやって売っていくかを考えなくてはならない。それも値下げ以外の方法で。

このへんはぜんぜん更新できてないマーケティングis.jpのほうに書いた話ですね。

厳しい世の中ですが、今の時代にモノやサービスが売れるには3つの条件があります。 それは「いちばん安い」か、「いちばん性能がいい」か、「いちばん愛されてる」かの3つです。このどれかしかないのです。つまり、最安・最高・最愛のどれかということです。

最愛を目指せ | マーケティングis.jp

だからザッポスのようにどこにでもある商品を売るECとか、旭山動物園のように全国に数ある(パンダもいない)動物園のひとつであるとか、そういう状況で生き残るためには、顧客の絶対的な支持を得るしかなくて、そのために現場への権限委譲だったり、現場の積極的な参加姿勢だったりするわけです。
そういう制度や仕組みにはヒントがあると思っています。

と同時に、ザッポスの話の感想として「あれを日本でやってもうまくいかない」とか「あんな会社に入りたいとは思わない」とかって意見もあったんですけど、そんなのは当然で、あれはザッポスという会社が自社の社員とお客さんを想定して、自分たちで探した共通項とビジョンの具現化なんだから、そのまま取り入れてもうまくいくはずがない。

ザッポスのコア・バリューをそのまま掲げても自由闊達な会社になるわけじゃないし、顧客志向が徹底されるわけでもない。社内をパレードしたり、毎日がパーティみたいなところをマネしても、それがサービスの向上に繋がるわけでもない。
国民性のちがいもあるし、もっといえば会社の数だけ社員の顔ぶれもちがえば、お客さんの求めることもちがうわけで、自分たちなりのコア・バリューを見つけたり、自分たちにとってベストな制度や仕組みを作らないとダメ。

テレビとか本とかで取り上げられるのは具体的な部分が中心になるんだけど、大事なところはそこにはなくて、なぜそんなことができるのか、なぜそれをやっても成長しているのかを読み解かないといけない。
ぼくはザッポスの仕組みはものすごく考えられていると思ったし、でもそれは3回読んだから気づけたのも事実。ただのお祭り好きでもないし、ただの「いい人」でもない。いや、ほんとはどうだかわかんないけどね(少なくともぼくはそう読んだ)。

そういういろんな反応があること自体が貴重だなと思って聞いてました。

最後に他のふたりのスライドも。

藤田さんのやつ。

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カッチューのやつ。

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ぼく以外のふたりは質疑応答タイムを設けていて、そこでの話が楽しかった。

次回は秋を予定しています。「開催お知らせメール」の受付けも公式ブログでやってるので興味のある方はぜひご登録ください。

ちなみに今回はぼくらをのぞいて9人が参加、連絡なしの欠席が2名でした。
儲けるつもりもないからワンコイン(500円)でやって足りない分はぼくらが出してるんだけど、先着順で受付けてるわけだから連絡なしに来ないというのはちょっと非常識だよね。お断りした人にも悪いし。

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コメント(2件)[コメントだけのRSS]

スライドから濃密な内容が伝わってきました。
本質の見極めはとても大切ですね。
ザッポスの「コア・バリュー」の話はとても参考になります。
企業文化育成の重要性を再認識しました。
一人ひとりが自律的に動けるようになる、素晴らしいですね。
後輩の育成で私も目指しています:-)

こうした学習をグループで体験できる場は本当に貴重だと思います。
次回こそ。

また秋に開催予定ですので、ご参加ください。

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