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昨日のふたつの記事の反響など

昨日書いた「社長Twitterの危険性」という記事がはてブの人気エントリーに入ったらしく、さらにたくさんの人が読んでくれたみたい。

Twitterでもさらにたくさんの言及が。

RTが多くて、ちゃんとコメントがついてるのは少ないんだけど。

あたたかく見守ってほしいんだけど、世の中はそんなに甘くもやさしくもなくてですね、いつだって何かを発言すれば賛否両論いただくわけです。今回のも思ってた以上に取り上げていただいたのですが「ひどい記事だ」とか書かれちゃうし。
万人受けする記事というのはなかなか書けませんね。

でもね、どういう立場の人がコメントしてるのかがわからんけど、表面的・一面的な状況だけで騒ぎ立てるんじゃなくて、そこに見えてない部下のこととか現場のことを思いやれるような人が増えればいいなと思います。そういう感覚を持ち合わせてない人が、ソーシャルメディアを企業に薦めてるのが問題だと思うし。
(そもそもぼくも孫さんは好きなんだけどね。三木谷さんもすごい人だと思ってるよ)

何度も書いてるようにリスクを説明する人が少ないからUCCのようなことが起きるんだし。

そのUCCですが、勉強会を開催するそうです。こうやって追取材をちゃんとして報道するのはいいですね。

 「UCCが、Twitterのプラットフォームの可能性に水を差してしまったんじゃないかということが気掛かり。これらが忘れ去られることのないように、ストックとして、広く使っていただきたいと思っている。近々、ソーシャルメディアマーケティングの勉強会をきちんと開いて、外部からも講師をお呼びして、教訓を糧にしたい」とし、これらの勉強会の内容は公開する方針という。

そんなに気にすることはないと思いますよ。Twitterの可能性というのは、現実やリスクをわかった上での話なんだし、そういう意味では貢献したと思うし。

なんかね、今回の件を「炎上」って言ってる人が多いんだけど、ぼくはそういう表現には該当しないと思うんだよね。騒ぎすぎでしょ。で、その騒ぎの大半が魔女狩りだったわけだしね。

今回UCCが反省する必要があるとすれば、あまりに知識がないままにゴーサインを出してしまったことと、パートナー選びに失敗したことの2点に尽きる。明確なNGはTwitterの規約違反くらいで、あとはマナーやモラルの話でしょ。

加ト吉のケースとどこがちがうんだって話をこないだ書いたけど、botが高性能だったら良かったのかって話だし、もっと規模が小さければそもそも騒ぎにならないしね。この手のSPAMはちょいちょい届くし、今回は珍しく騒ぎになったけどUCCオフィシャルかも確認せずに「Report to SPAM」して終わりになってたことも考えられるわけで。

マーケティングの基本として「誰に」「何を」「どうやって」伝えるのかということをもっと考えたほうがいいとは思う。それを考えるためにソーシャルメディアの知識が必要なんであって、あちこちで開催されている――しかも有料で――バカみたいなTwitterのセミナーを受講したって意味がない。

再度、加ト吉との比較で見てみると、「誰に」の部分は『うどん』でも『コーヒー』でも同じで、「何を」のところはUCCは宣伝色が強すぎるので良くないし(だけど空気を読んでないという点ではどれほどの差があるのかはわからない)、「どうやって」については加ト吉の手動に対して、UCCは性能の悪いbotということで、やっぱりギリギリセーフとかギリギリアウトとかその程度の差な気もする。
もっともそのちょっとした差こそが大事という指摘もあるだろうけど、加ト吉が嫌われてた可能性も、UCCが受け入れられていた可能性もあるってことはわかっといたほうがいい。あえて言うなら(ベタだけど)その差は「誠意」だったりするわけだけどね。

今回のはステルスマーケティングに比べればぜんぜんマシで、あざむこうとしてるわけではないからね。サクラの行列を作ったわけでもないし、(iPod買わずに)Windowsパソコンを買ってきましたとウソついたわけでもない。せいぜい飲み屋でいきなり話しかけてくるタバコのサンプル配布のお姉さんくらいのウザさでしょう。あんなのはお姉さんの声や見た目で印象がぜんぜん変わったりするし、盛り上がってるときに話しかければ怒るけど、タイミングによっては歓迎されたりするわけでね。
じっさいSPAMメール扱いされてる楽天のメルマガだって、メールが誰からも届かない人にしてみれば楽しみにしてるわけだし、Twitterをはじめたばかりの人だったら話しかけられたことを喜んだかもしれないよね。

UCCの件でぼくが気になったのはここ。

 上島珈琲店なうは、2009年12月18日からTwitterを開始。スタッフ自らがTweetに対応しており、Twitterユーザーといい関係を築いていたにもかかわらず、「グループ内で情報共有ができていなかった」と悔やんだ。

こういうのってけっこうあると思うんですよね。会社が大きいとか、製品が多いとかって場合はどこかの部署がアカウントを持ってても、それを共有できてないことはけっこうありそう。大事なのはこういうところで、なぜ共有できなかったのかをしっかり考えていくべきだと思う。

 「興味本位の人も多いと思う」(坂本氏)としながらも、上島珈琲店なうのフォローワーは問題が起きる前の1100人程度からおよそ2200人へと前の倍近くまで増えた。

いま見たら3000人を超えてた。でもTwitterCounterを見る限り、今回の騒動前後で急増したわけでもないみたい。

graph

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コメント(2件)[コメントだけのRSS]

良い面もあるだろうけれど、気をつけないといけない面も多分にでてくるというのは確かなところですよね。(もちろんTwitterに限った話ではないでしょうけれど)

ちょうど孫さんが障害者割引を復活(というか新設)するというのをTwitterでの要望を受けて決定したというのでさかんに賞賛されていたりします。

ただ、ホワイトプランなどの基本料金を無料にする代わりにパケット定額必須になるんですよね。最低は0円からですが、SMS以外のメールはすべてパケット代が発生するので(SB同士のメール無料は適用外になる)利用状況によっては注意が必要なんですよね。

そういう点ではちょっと微妙なものも感じてしまうのでした。(悪い決定ではないとは思いますけれど)

そうですね。部外者だからのんきに絶賛してればいいんでしょうけど、その裏にいる人たちのことも想像してほしいなあと思います。もしソフトバンクや楽天でうまくいってても、それはシステム(ツール)によるものなのか、人の資質に依存するのかも考えるべきですし。

油断するとついつい短絡的な発想をしがちですが、注意しないといけませんね。

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