昨日は新年最初のワークショップでした。ずいぶん久しぶりな感じがしたけど、それだけリフレッシュしたということなんだろう(というか間隔が一週間多いのもあるのかな)。
今月は事務局主催で運営。去年はブックオフオンラインの倉庫見学をやったけど、今年はウラさんが仕切って発想力トレーニングのワークショップをやりました。
「『ち』ではじまる丸いものを考えろ」とかそういうの。
元ネタはぼくが『大東京トイボックス』ってマンガに書いてあったのを教えたんですよね。大本は米光一成さんのワークショップでやったネタらしい。
米光さんのサイトはこちら。
かなり前にこの話を読んでて(マンガも読んでて)、私塾のSNSに2008年11月2日に書いてたのが1年以上経過して実現したと。
オリジナルはほんとの瞬発力を問うもので、お題を出してから15秒で考えさせるんだけど、今回はいろいろとアレンジしてた(それがいい面もあったし、悪い面もあった)。
どういうワークショップだったかは、私塾のブログにレポートがアップされると思うので、そちらをご覧ください。
ただ、たしか前回もそうだった気がするんだけど(その前もかな)、ぼくが「こういうのは意味がないなあ」と思うことが、塾生にとっては有意義・有益だったりするみたいで、さっぱりわからない。
塾長が塾生の気持ちとまったくずれてるというのはあまり誉められたものではないんだけど、まあ私塾なんてのは塾生のものだから彼らが満足してるならそれでいいのかもしれない。
去年は折り返しのタイミングではもう辞めちゃってる人も出ていて、それは残念なことではあったんだけど、それだけ真剣に取り組んだ結果だと思うんだよね。とくに去年は応募メール1通で適当に採用した10人だったわけで、実際には思ってたのと違ったということも当然あっただろうし。
今年(2期)は募集時に説明会を開催しているから、そういう意味では入塾前後のギャップは去年ほどではないんだろうけど、それでも個々人は(半分経過したことだし)いろいろと思うところがあるんじゃないかと質問タイムを設けるとけっこう質問が出てきた。事前に集まった質問をウラさんが整理してくれたので掲載。
mixbeatの活動に関係があるモノ
- 毎年一人は塾生を卒業したら、事務局側で運営をしていくようにするのですか。
- WS設計の段階でやりたいことを検討していると 決められてもいないルールを勝手に自分でつくってしまい 発想が貧困になります。 もっと柔軟な発想をするためにはどうすればよいでしょうか?
- 一年間が終わった一期生とはどのようなコミュニケーションをどの位の頻度でとっていますか?
- 「mixbeatと自分の人生がこういう絡みかたをするのが理想だなあ」という感じで、みなさんのキャリアあるいは生活のなかでのmixbeatの位置づけをおしえてください。(具体的でも抽象的なレベルでも)
- mixbeatを運営していくにあたって、メンバー個々人のmixbeatに対する「熱意」「積極性」をどう扱っていくのか。「積極」性が高い人間と低い人間がいたとして、どちらにとって気持ちのいい集団であろうとしているのかが疑問。具体的にどの程度のコミットメントが(暗黙的にでも)標準と考えられているのかが、入塾時に共有されていなければ、多くがが空回りに終わると思う。「やりたきゃ、やりゃあいいじゃん」と塾長・事務局は言うが、mixbeatでやることの「魅力」がいまいち共有できていないと思う。
- もし、今自分が当番だったらやってみたいWSのお題と、その理由を教えてください。
- mixbeatの活動の中で塾生にどの程度のやる気を求めているのか? もちろんやれるだけやった方がいいけど、それぞれの状況や興味によって関われる量に差があったりする中で、最低限どのレベルを求めているのかがわからない。 信頼を作る、ということについて自分たちで考えて動く、ということでもあると思うけど、どこに合わせるのがいいのか?を考えたり試しているうちに1年過ぎちゃうような気がする。
- mixbeatにおいて自身が一番大事だと思うことは何ですか?またそのために何か具体的なことはしていますか?
- mixbeatと実際の仕事をリンクさせようと機会を伺っているのですがなかなかいい接続ポイントが見つかりません。直接リンクさせようとしているのが違ってるのかもしれません。みなさんはmixbeatの存在を実際の仕事にどういかしていますか。
自分の能力に関するもの
- 最終的には自分の意志力の問題かもしれませんが、人の意見に振り回されないコツはありますか?
- 「やったほうがいいこと」はたくさんあるけど、「やらないことを決める」のも大事だと思います。「めんどくさい」からやらないのか?「やらない」と決めてやらないのか?その判断基準をどうしていますか?
- WSでも仕事でも、パートナーとのコミュニケーションがうまくいかない場合、事務局のみなさんはどのような対策をとられますか?
- 本を読むとすぐに眠たくなってしまい、なかなか多く本をよむことができません。どのようにして本を読む時間を確保していますか?
- こういう質問しかり、ワークショップのお題しかり、自由を与えられると真っ白になり、なにも思いつかなくなります。こうなる一番の原因はなんでしょうか?
- 同じ塾生や友達を何に誘っていいかわからず、結果なかなか直接合う機会を自分から作れないことが多く、悩むことがあります。どのようにしてみなさん合うきっかけを作られていますか?
- きちんと考えないと、でも行動しないと、でも考えないと、、、、というように両立出来ずにループしてしまい動けなくなることがあります。動きながら考える、ということを実践するために心がけていることはありますか?
- 直感と論理的思考は相反する思考方法と思うのですが、 事務局はどう使い分けていますか。
まあこの質問リストを見るだけで、けっこう「質問出せと言われたから、しょうがなく書いてるなあ」と思われるのもたくさんあって、ないなら書かなきゃいいのにと思ったんだけど、いちばん困ったのが「どの程度のコミットメント、やる気を求めているのか」という質問。
こういうことを具体的に言わなければならない(聞いちゃう)というのはぼくには考えられないので、ちょっとびっくりした。もちろんこれは言えば応えますということではなくて、言うとそこで初めて自分にできるかできないかを判断できるというだけの話なんだろうけど、そこにどれだけの意味があるのかがわからない。
どうやら周囲との温度差とかを意識して、どこまでセーブするかという話のようでもあるんだけど、こちらとしては「全力でやりなよ」としか言えないし(こっちも無報酬というよりも持ち出しでやってるわけで)、「仕事じゃないけど遊びでもない」と言ってきたことが伝わってないのだとしたら、そこは反省しないといけないなあ。
正直に書くと、けっこう運営側の反省点もあって、ワークショップ設計についても1期生が作った「虎の巻」と称されるワークショップ運営マニュアルがあるんだけど、その出来が悪い(というかちょっと足りてない)ばっかりに、そこにとらわれて自由な発想を奪ってるという現象が起こっている。
もちろん直接「これは目安として自由に考えればいい」と話してはいるんだけど、どうしても無意識にマニュアルにあわせようとするのはしょうがない。このへんはどうしたもんかなあと悩み中。マニュアルそのものは期をまたいで熟成していくべきだと思うんだけど、それとどう距離をとってあげるかが大事なんだろうな。
あと「仕事にどうやって繋げたらいいかわからない」というのも本末転倒で、仕事目的であればもっと効率的な交流会にでも出かければいい。そうではなくてお互いの間に信頼関係が生まれたからこそ、安心して仕事を依頼できるわけですよね。
直接話すといろいろ言ってくるし、ぼくもそれに答えてるんだけど、じゃあそのやり取りや、そこで学んだことを塾生同士で共有しているわけでもなく、常に1対Nの関係になってしまっているのももったいない。
数人でもいいからぼくにとっても、その人にとっても有意義な一年であってほしいな。
そのためにぼくもやらなきゃいけないことがあるし、事務局にもこれまで同様手伝ってもわわなきゃいけないんだけど、けっきょくのところは塾生ひとりひとりの本人次第だから。他人ができることなんてしれてるし。
その後、サピアタワーで新年会。写真撮るの忘れてた。
[追記]
以下、関係者のブログです。













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