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mixbeat第5回ワークショップ (あんたがリーダー!)

武田鉄矢の声が聞こえてきそうですが。

昨日は月に1回のmixbeatワークショップでした。

今回は「リーダー(の立場)を体験する」ということをテーマに開催。

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このところ「○○ゲーム」みたいなのが続いてたので、いい加減ゲーム企画から変えないとなあと思ってたので、当番からこのテーマが出てきたときは正直ほっとした。もしまた「○○ゲーム」が出てきたら、差し替え案として似たようなのを出そうと思ってたので、今回については比較的スムースに準備が進んだと思う。

この準備のスムースさは当番ふたりの性格によるところも大きくて、あれもこれもと発散しがちな塾生の中では、常に冷静さを失わず物事を整理してまとめる方向に考えられるふたりがペアだったことを考えると、まあそうなるよなあと。
器用なのか不器用なのかというと微妙だけど、このへんは性格の傾向なので本人が自覚できてればいい話。

ちなみにぼくもわりとそういう傾向なんだけど、それでも自ら脳味噌のネジを一本外してバカやらなきゃいけないときもあるわけで、たとえばビーケーワンのときは忘年会を兼ねて仮装ボウリングをやったんだけど、わざわざロフトで椎茸の着ぐるみを買ってきたものです(まるで稲中)。懐かしい。
いちばんバカをやることで、みんなが続きやすくする(空気を作る)のもリーダーの役割だと思うんだよね。実際その仮装ボウリングはみんな楽しんでくれたてたし。

で、まあ「リーダー(の立場)を体験する」というテーマそのものはいいんだけど、実際にこれをやるのは難しいだろうなとも思ってた。
そもそもリーダーに求められる役割なんてケースバイケースだし、チームのメンバーが違えば当然変えなきゃいけないし、チームの置かれている状況によっても変わるわけで。だから簡単に「はい、これがいいリーダーです」なんて評価できるものではない。

でもまさにその思い込みや認識違いを意識できることが当番をやるいいところだし、実際に今回の当番はいろんなことを学べたと思う。

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実際にはあるテーマ(例:「mixbeat活動報告ブログの問題点と具体的な改善策を考えてください。」)について、リーダーを含む5人で議論をして提案内容をまとめ、それをリーダーがプレゼンするという形式で実施されました。
何人かからも指摘があったし、たぶん1期生に見せても同様の指摘があったと思うけど、これはファシリテーターであり、プレゼンターであるだけで、リーダーの「一部」でしかない。

せっかくリーダーの資質をジャック=ウェルチから拝借してきて(もちろんこれ「だけ」がリーダーの資質ではない)、それにあわせて評価基準も作ってあるのに、ここを参加者に徹底するのが不足してたと思う。

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どの当番も説明を早々に(10分とか20分で終わらせて)実際にゲームなりディスカッションを始めたがるんだけど、もっと経緯の説明やテーマを共有することに時間をかけたほうがいいんだけどな。そういうアドバイスを今回事務局として手伝った大塚さんから出てたんだけど、活かされてなかったな。

あと話しただけで終わりじゃなくて、たとえば常に意識させるためにこの「4つのE」の紙を壁に貼りだしておくとか、そういう「会場」の設計についてもうひと工夫できたと思う。
あんまり口を出しすぎると勉強にならないので、こうやって後から言うしかないのがもどかしいんだけど。

準備を含めて良かった点としては、過去のワークショップの改善点を取り入れていたことがまずある。

例えば新コンセンサスゲームをやった際に、個々人の発言回数を記録したんだけど、あとからこれは10分ごとに分けて「最初はすごいしゃべってたけど、後半黙ってたね」みたいなことまで可視化したほうがいいんじゃないかと言ったんだけど、それが反映されてたり。

さらに先月の「フェアな評価をどう下すか」という問いに対しても、主観と客観をうまく分離していた。参加メンバーの4人がリーダーを評価するのは100%主観でやらせて、会議全体を客観的に評価するのは事務局とぼくの4人に限定したのはうまいやり方だと思う。前回の指摘で「毎回審査員が違う状況で、感覚的(主観)で評価させて基準が統一できるわけがない」という話をしたけど、裏を返せば少人数であればかなり統一できるわけで、何が是で何が非なのかを日頃からすり合わせている事務局+塾長にそこを丸投げしちゃうのは正しい解決策かもしれない。まあそこを誉めたとき当人たちは苦笑してたので、たまたまそうなってただけっぽいんだけど。

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それと今回は議論のテーマについての各自の意見を事前に宿題として集めてたんだけど、2日前に全員が提出した宿題を見て(これがまたコピペかっていうくらい似た意見ばっかりで多様性のかけらもなかったんだよねえ)、これだと議論が活性化しないからと改善案を出してくるあたりは良かった。
普段の仕事柄ギリギリまで考える習慣がついてるんだけど、じつに素晴らしいことだと思う。

反対に悪かった点としては、上に書いたのとかぶるけど、当番とそれ以外の塾生のテンションの差をどう埋めるかについての考えが足りてなかったなという点。
当番のふたりは事前にリーダーの役割やリーダーシップが意味すること、もっというと今回は普段の仕事では任されないリーダーの役割を担うことで、いつもと違う視点で物事を見てみることを目的としていたのに、そこをほとんど共有できてなかったのはもったいなかった。

結果として、ホームルームみたいなディスカッションが計10回繰り返されただけで、最後のプレゼンも含めて、物わかりのいい学級委員が担任の先生に報告するようなのを延々見たという感じ。
意見がぶつかるわけでもなく、まあさすがに怒り出すほどの議論になるわけはないにしても、ぼくが記録者として見学した2回のディスカッションでもそれなりに発言はあるんだけど、予定調和というか、ゆるすぎる印象がすごく残った。他の記録者でもある藤田さんやウラさんと話しても似たような印象だったので、どのディスカッションも同じような感じだったんだろう。

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塾生の感想を聞いても「ひとりの参加者として臨んでいるときはいろいろと見えるんだけど、リーダーになった時はあれやこれやと焦ってしまった」と、これまた判を押したようなコメントをするんだけど、それってリーダー以外にまるで熱が伝わってないということで、モチベ―トできてないわけだよね。にもかかわらず誰もそれを自分の責任と思ってない。
今回の各テーマは実際に目前にある問題を取り上げたはずなのに、誰ひとりそれを本気で解決しようと思ってない。だから最終的に出てくる意見も宿題で各自が出した以上のものはほとんどなく、ただ整理しただけのもので、それこそ「やりゃいいじゃん」という程度のものばかり。

「やりゃいいじゃん」という程度のものが今なぜできてないのか、今できてないのがなぜ明日からできるのか、ここについての答えもない。審査員として勝ち負けをつけなきゃいけないと言われたのでジャッジはしたけど、どの勝負も51対49みたいな微妙な勝敗だった。

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今回の目的が「世のリーダーが遭遇するケースを疑似体験することで、いつもと違う視点で物事を見たり考えたりできるようになる」ことであるならば、もっとやり方があったと思うんだよね。

ワークショップ終了後の反省会で当番には伝えたんだけど、ぼくだったらもっとディスカッションにトラップを仕掛けておく。サクラを入れて意図的に波乱を演出する。

「宇宙兄弟」っていうマンガで読んだJAXAの試験(ほんとの試験は知らない)では、個々人にわざと妨害させる指令を出すんだけど(当然、口外厳禁)、あんな感じで参加者のひとりかふたりに内緒で邪魔をさせれば、もっとタフな状況を作り出せたし、それをどう乗り越えたかを評価すればジャック=ウェルチの定義ともより関連づけられるんじゃないかな。
(たしかマンガ内では「グリーンカード」とか言ってたんだけど、アメリカ永住権以外の意味でそういうのは見つからなかった。やっぱり創作かな。だとしてもおもしろい仕組みだと思う)

どうも各自の頭にある「理想のリーダー」像がいわゆるカリスマっぽいのばっかりで、このへんはしょうがないんだけど、なんだかなあと。
たとえば発言回数が少ないとダメと評価してたけど、必ずしもそうじゃないよね。寡黙だけど優れたリーダーはいるし、昼行灯と呼ばれてもやるときはやるという優秀なリーダーだっているわけで、そのへんの視野の狭さというか、想像力のなさをまずは払拭してあげないとダメだったんだろうな。

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ディスカッションも全員がリーダー役をやれるようにと10回やったんだけど、ぼくなら当番は絶対やるとして、あとはジャンケンとかで決めて、半分くらいにするだろうね。その代わり、徹底的にチェックをして内容を濃くする。

これはウラさんが勝手につけてたんだけど、こんな感じでただ発言回数を記録するだけじゃなくて、ネットワーク分析的に誰と誰がどのくらい話してたかを可視化することもやれば、より有意義な振り返りができるだろうし。

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このケースでは明らかに議論が偏りすぎてて、たぶんフラストレーションが残ってるだろうね。

そうそう。

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個人的には

塾長がやめると言い出しました。そのときmixbeatをどうするべきか。また、その理由も教えてください。

というテーマのディスカッションが楽しみだった。宿題の回答を見てると「代わりの塾長を見つけるとかして、なんらかの形で続けたい」という意見が大半で、残念なことにディスカッションをしても同じような話しか出てこなかったんだけど。

事実、去年からこの塾のせいで腰痛がひどくて、こういうストレスを抱えるのもリーダーの宿命と言えばその通りなんだけど、いちおう今回ぼくが辞める場合のシミュレーションはできたようなので、辛くなったら辞めれてもいいかもしれないね。

とりあえず毎月のワークショップの当番こそいちばんわかりやすいリーダーなんだから、もっともっとそれこそ腰痛になるくらいまで考え抜いてほしいし、全員の満足度をさらに高めるためにがんばってほしい。

今回はぼくがデジカメを忘れたので、藤田さんがたくさん写真を撮ってくれました。感謝。

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[追記]
さっそく塾生がいくつか行動を起こそうとしています。あとは「やれるか」と「続くか」なんだけど、とりあえず見守ろうと思います。

あと関係者のブログです。今回は活動報告ブログも早かった。GJ!

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11/4 追記:関係者のブログを追加しました。 今日はsmashmediaの河野...

コメント(2件)[コメントだけのRSS]

毎回重厚なワークショップですね。
ディスカッションを計10回とは…最後の方は、頭の疲労が大きかったのでは…。糖分補給タイムはあったのでしょうか?^^;
10回やるなら、私ならディスカッションの時間は10分、前後のまとめもあわせて15分ぐらいにするかもと思いました。
あと、テーマが抽象的な感じも受けました。2者択一テーマにして、どんな経緯でどちらの回答を選んだのかが浮き彫りになるような設定の方が、各人の傾向が分かりそうな気が。この場合、答えの善し悪しではなく、経緯が問題なのでしょうから。
それにしても、お疲れさまでした。

maruさん、コメントありがとうございます。
休憩は毎回少しずつ入れてました。午前と午後に分けてランチもはさんでますので、そのへんは大丈夫だと思うんですが、むしろ脳が疲れるほど激しいディスカッションではなかったかもしれない(2チームに分けたので全部で10回だけど、一人あたりで見ればリーダー1回、それ以外が4回です)。

まあ「こうすれば良かった」が出てくることはいいことですし、それきりにしないことが一番大事なので、終わった後にどこまで復習して、さらにそれを塾内外にシェアしていくのかを見守りたいと思います。

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