相当出遅れたのですが、コメントで「書いて」って言われたので書きます。根がサボり症なので、こういうふうにリクエストをいただけると助かります。
で、この件なんですけど、まあPV数なんてものがそもそも定義が曖昧なので、比較ができない単位なんですよね。
市嶋さんが書いてらっしゃる通りです(なんでmakitaniって言うんだろう)。
自分のブログにアクセス解析を複数つけたことのある人ならわかると思いますが、ツールによって数字はまちまちです。でもそれは全部正しいんですよね(全部間違ってるとも言えるかも)。
そういえばこのへんの話は前に書いたなと思って検索したらありました。TypePad時代なのでサーバー上からは見えなくなってますけど、Googleのキャッシュにあった。
この頃はタカヒロさんを絶賛してるなあ。いや、いまがどうとかじゃなくてw
中村克さんはえらいことになってるけどね。いやー、この本はいい本だったんだけどなあ。
ま、それはさておき。
当時も書いてますけど、
これはぼくの考えですが、そもそもwebのアクセス解析なんてのは100%の精度にはならないんだから、
- 同じモノサシ(ツール)で集計し続ければ前後比較ができるので、それでいい
- そのモノサシで何が図れるのか、その数字は何を意味しているのかさえわかっていればいい
のです。
がすべてですよ。サイト運営者としては、の話ね。
ただ広告出稿者となると話は別で、約束しただけ露出(インプレッション数)が守られてないとそりゃ怒ります。で、大事なのは「約束したのはなにか?」ってことなんですよね。
「人間が見た数」を約束したのか、それとも「ブラウザに送信された数」なのか、「サーバがリクエストを受け付けた数」なのか、とかとか。もうこのへんでPV数とimp数がこんがらがってますけどね。いちおう簡単に補足しておくとPV数ってのはページが表示された数で、impはバナーが表示された数です(でもこのへんもAjax使ったサイトとかはカウントが微妙なことになってます)。
で、まあ人間がほんとに見たかなんてわからないんだけど、「ロボット入りですよ」とか「RSS含んでます」とか、そこはちゃんと広告を売るときに説明させないといけません。
ブラウザに送られてても、たとえば画面の下のほう、ずーっとスクロールしないと見れないバナーが100万回、記録上表示されてもぼくらは見てないわけですよ。だからどの位置に表示されるかはけっこう重要です。
売る方が悪いに決まってるけど、でも買う側ももうちょっと勉強しないといけない。だって彼らは隠そうとしてるんだから。おしゃれな洋服屋の店員に「お似合いですよー」と似合いもしてないシャツを売りつけられてる客を見たことがありますよね。あんなことになっちゃうのです、気をつけないと。
説明責任って単語は最近よく出てくるんだけど、そういうのってほとんど無意味ですよね。彼らは説明したくないからしないわけで、ヒステリックに怒ってもしょうがないというか。だって、そもそもクリック詐欺してた会社じゃん。
ギネスの話もそれはどうでもよくて、そんなのはギネスが恥かくだけなので、どこのタレントが世界一でもいいかな。
たぶんアメブロならスパムの多さでも世界一獲れると思うよ。スパム受信数と送信数の二冠が獲れるんじゃないかな。
PV数にしろ、テレビの視聴率にしろ、数字に振り回されるのは良くないです。正確さを求めてもしょうがないので、だいたいでいいのです。
とここまで読んでる方は、すでに読まれてると思うけど、以下のエントリーがわかりやすいのでご紹介。このへんを読んでたので、もう書くことないやと思ってたんですよね。
- TABLOG:アメブロPV水増し?議論にみるPVの定義、ぶっちゃけ無い!から - livedoor Blog(ブログ)
- ですよねー>TABLOG「PVの定義、ぶっちゃけ無い!」: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog
んで、続いて「Google Ad Planner」の件。これは前にアカウントもらってログインしたきりだったけど、データが整備されてきたみたいですね。
ちょうどアメブロの件があったせいもあるんだろうけど、多くの人がなぜGoogleを盲目的に信用してるのがよくわからん。年収のデータとか、この規模で取れるわけないと思うんだけどね。
これとかバカらしいじゃん。まあウソだと断定する根拠もないんだけど。
実際、数字もずれてるようです(コグレさん、こういうデータの開示は素晴らしいです)。
まあこれも定義の問題で片付いちゃうので、どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、このへんの話って、アドサーバーを広告主側で持って、ちゃんとimp数やCTRをみんなで持ち寄って議論するところまで持っていかないと有意義な話にならないんだよなあ。
でもなかなかこのへんの数字って公開してくれないので、もう数年前から実現したいと思ってるんだけど(CMOラウンドテーブルみたいな感じで)ちょっと諦めモード。
なんかもうちょっと書きたいことがあった気がするけど、まあいいか。終わります。











コメント(6件)[コメントだけのRSS]
マキタニです。そうですね。数字なんて正しいように見えて結構大雑把なので、「そんな感じなのね」ぐらいでいいんだと思います。ただ、自分が持ってる数字と誰かが提示した数字を横並びで比較するのは、やめた方がいいでしょうね。アメブロのPVは、アメブロ内で取り扱ってくれるなら、僕はそれでいいんちゃうんと思ってたりします。
そういう意味ではGoogle Ad Plannerの方が、なんだかわからないけどひとつの基準で測ってると思うので、ざっくりとした横の比較では参考値として見てもいいかなと思います。でもおっしゃるとおり、なんでみんなAlexaなら嘘くさいと言うくせにGoogleなら鵜呑みにしちゃうんでしょうね。Googleが僕の年収を収集してたらある意味感心します。
投稿者: 市嶋 | 2009年5月29日 08:44
Google Ad Plannerがひとつの基準で測ってるというのも、どうだかわかんないですよね。
(そのへんのみんなのGoogleへの信頼感はすごいなあと思っちゃいます)
広告なんて可能性のあるところに出してみて結果を踏まえてチューニングしていくしかないので、こういう数字に踊らされてるともったいないと思います。
投稿者: 河野
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2009年5月29日 10:26
リーチやらimpやらCTRやらで数値がはっきり示されるネット広告の根幹が覆されそうですね。何を信用したらいいかわからなくなりますね。
以前、クライアントにクリック保証型広告の提案をした時にクリックは自社で計測したいといわれて拒否したことがありますが、今後拒否できなくなる事態が起きるかもしれないですね。
結果論ですがネット代理店辞めてよかったのかなと考えています。提案することでいままでの信用が失う可能性があるのですから。
投稿者: ゴレイロ改め森本 | 2009年5月29日 12:44
森本さん、コメントありがとうございます。
数値がはっきり示されるんだけど、その根拠が曖昧という、ネットの未整備さが露呈した話ではあると思うんですよ。これをうさんくさいと思う人もいるかもしれませんが、そもそもテレビの視聴率だってうさんくさいわけで、ネットだと完璧に数字が追えるという誤解があっただけなのかなと。
これまでは紳士協定的にやってきたのですが、今後は広告主側で管理したくなる傾向は強まるかなと。
ぼくはそのほうが健全で良いと思います。
投稿者: 河野
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2009年5月29日 13:54
今回の件、サイバーエージェントってのは、ろくでもない会社に思えるんですが、、、
投稿者: tooru | 2009年5月31日 16:42
tooruさん、コメントありがとうございます。
今回の件に関して言えば、別にたいしたことないというか、他社と変わらないという感じですね。
けっきょくダマして売ろうとする媒体はリピーターがつかないし、そういう情報も共有されるので、ビジネスとして成り立たなくなって退場するしかなくなります(というか、そう願いたい)。
投稿者: 河野
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2009年5月31日 18:11