smashmedia

« 1枚のメモから | メイン | たい焼きシンクロニシティ »

本屋の怠慢

ちょっと寒かったけど、今日は確定申告に行ってきました。還付されるってわかったから、なんか早く行きたくなっちゃって。そういう現金な自分が嫌いじゃないです。

SANY0011

さすがに3月に入ってるので少しは混んでるかと思ったのですが、待ち時間0分でした。相談窓口はけっこう混んでるみたいでしたけどね。

帰りに有隣堂に寄って、雑誌チェックと新刊チェック。あと自分の本もチェック。

ぼくの本は一時期は1冊だけになってたんだけど、今は3冊置いてありました。

コンピュータ書のコーナーに2冊。

SANY0014

マーケティングのコーナーに1冊。

SANY0015

自分の本の周辺に置かれてる本は、ちょっと読み漁ってみたいなと思ってるんだけど、積ん読本がアホほどうちにあるので、もうちょっとしてからかな。

で、オバマのことを書いた新書を探してたんだけど、どこにあるかがわからなかった。恵比寿の有隣堂は新書のコーナーとマーケティングのコーナーが真逆にあるんだけど、両方探したけど見つからなかった。

けっきょくネットで買うからいいかと諦めて帰った。せっかく中身を見てから買おうと思って店に行ったのに、すごい機会損失だと思う。

あえて言うけど、これは本屋の怠慢だと思う。書店員の方には怒られそうだけど、客目線の商品の並べ方ではないんだよね。
往来堂が文脈棚とか言って始めた(ほんとはもっと前からあったけど)ジャンルを超えた本(関連書)を並べるってのはいいことだけど、書店の発想ってまだまだ本のサイズ(判型)に制限があって、雑誌とか文庫新書と書籍が混在して(特設コーナー以外で)並ぶことがほとんどない。

でも買う側にしてみたら、本の種類なんてどうでもいい。それが書籍でも新書でも関係ないし。まあ面積の有効活用を考えれば同じようなサイズの本を並べたほうがいいのはわかるんだけど、まとめ買いしてくれるメリットを考えたら一緒に置いたほうがいいと思うんだよね。

たとえばオバマの話なら休刊(廃刊)間近の『広告批評』も今月号はオバマ特集をやってて、そういうのが並んでるととても買いやすい。
選挙演説のCDは英会話のところでいいんだけど、PR戦略について書いたパッケージはカタチを問わずに集めといてほしいな。

こういうところでがんばらないとネットの便利さに負けちゃうのに。
ぼくは仕事の上ではネットで本を売ってるけど、本屋に行くのが好きなので、もっとがんばってほしい。いろんな事情はあると思うし、書店だけでどうにかなるとも思ってないんだけど、まだやれるはず。

応援してます。

感想メール

感想を送る感想をメールで送る

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

コメント(10件)[コメントだけのRSS]

本の種類が違うと見栄えが悪いというものあると思いますし、ジャンルによって担当が決まっているので、個人ではどうにもならないのが現状ですね。
一番大きいのは、本屋に溢れる本を広い視野を持ってコーディネイトする人がいないことです。
書店員といっても文芸書しか読まないみたいな人が多いですからね。

コメントありがとうございます。
現場を知る方の意見はとても参考になります。

見栄えの問題はお客さんにも影響がありますが、でもたぶん大半のお客さんは本が見つかることのほうがうれしいと思います。

それに担当が決まっててどうにもならないってのは完全に書店側の都合の押しつけで、それこそが批判も覚悟しつつ「怠慢」とタイトルに書いた本質です。
これはもちろん書店に限った話じゃなくて、普通にぼくの周辺のビジネスでも「それは部署が違うので」ってコメントが出てくるのですが、そういう社内事情はお客さんには関係ないので、言うべきではないし、改善できるはずだと思うんですよね。

最後の指摘はなんとなくわかってましたが、やっぱりそうなんですね。
ぼくも書店員や元書店員は昔の仕事の関係で知ってますが、「本好きは当然多いけど、本に詳しい人は少ないな」という感想です。これは編集者にも当てはまりますね。

ここを人が解決しないとネット書店にどんどん奪われるんじゃないかなあ。
あーでも本をどこに並べるかもシステム的にコーディネートできそうですね(ネット書店のレコメンドエンジンを流用すれば)。

RFIDが普及すれば書店の棚作りも様変わりしたりするのかなあ。書店をどうするかはけっこう興味深いテーマです。

河野さんの本の隣に「行列のできるメルマガ」が並んでるのにちょっとびっくり。この本、まだ売れてるんですね。それだけでなく、周りの本を見た感じ、場所が違うような気がしますね。。でもコンピュータ書というくくりだと、こうなってしまうのでしょうか。。
幅允孝さんのような「ブックディレクター」という人が増えると、もっと本屋さんは楽しい場所になるのでしょうね。

maruさん、コメントありがとうございます。
ブックディレクターですか。そんな職業があるのですね。政治経済から芸能スポーツまで時事についてちゃんと追っかけれてる人が、本をグループ化したり繋いでくれればおもしろいことになりそうですね。
CGMっぽい発想かもしれませんが。

本屋の話題になるとでてくるわたしです(笑)。
確かにそういう棚作りとかするべきというのはありますね。で、現実問題としては既存の書棚の限界というのは確かにあって、単行本から文庫くらいまでならなんとか平台でなくてもテーマでそろえることは可能でしょうけれど、雑誌の巨大さは難関なところがありますね。それだけで展示量が圧迫されてしまう。
さらに考えられるのは返品作業の煩雑さを嫌うという面でしょうか。サイクルの短い雑誌の返品期限と新刊委託の期限などなどあちこちの売り場に分散しすぎると返品もれが生じるのではないか、と二の足を踏むということはあるかもしれませんね。

とはいえ、クロスオーバーな陳列ができるほうがお客さんにとっても発見がありますし、店側にも購買機会を増やす可能性をひめているというのは確かにあると思うのですよね。

書店員の質については、まあどんなことにもいえるとはいえ、やはり貧弱になってきているのは事実なのだと思います。

なんといっても中身を見て購入できるってのは魅力なんですけれどねえ。リアル書店をなんとかしたいですね。<偉そう

ほんとになんとかしたい(してほしい)です。
返品の問題もわかってはいるのですが、けっきょくそれも書店の都合でしかなくて、なんというか出版市場の衰退に対してなんでもっとブレーキを踏む行為をしないのか不思議です。10年間で売り場がほとんど変わってないわけで。ぼくらの生活様式が変わってるにも関わらず。
なのでまあぼくも偉そうな物言いになってるのは自覚してるのですが、怠慢だなと思うわけです。

河野さん、こんにちは。

ところで、

> オバマのことを書いた新書

「オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション」のことですね?

宣伝で恐縮ですが、来週の土曜日に
上記の本に絡んで、著者の田中愼一さんを
招いた終日セミナーイベントを恵比寿でやりますので、
ご興味があれば是非来てください。
(オバマだけじゃないですけど)

http://ac-f.net/ 


ちなみに、
往来堂は家の近所だったので
よく通ってました。

普通の本屋さんだと
新書系は特に探しづらいですね。

大概、出版社別(文春・新潮・ソフトバンク等)に
棚が分かれていて、ジャンルも何もあったもんじゃ
ありません。

仕方が無いから、その場でamazonの携帯サイトを開き、目当ての本の出版社を調べて探しなおすという・・・なんという無駄(笑)

ホントこういうのやめてもらいたいです。

宣伝は困ります。ていうかアクセスできないし。
どっちにしても来週の土曜日は予定が入ってるので行けないですね。すいません。

すいません、気に触ったらコメントごと
削除してください。

今後こういうご案内をするときは、
個別にメールさせていただきますね。

いや、まあいいんだけどさ、なんかメールするかどうかも含めてボーダーラインがちがうなと思っちゃいました。

コメントを投稿(SPAM以外なら大歓迎です!)

この情報を登録しますか?
コメントへの返信をメールで通知しますか?

(コメント投稿に少し時間がかかることがありますが、クリックは一度だけでOKです)

※質問は掲示板でも受付けています。

関連記事

Facebookページ

ブログに書くほどでもないこと(とりわけウェブ上のニュースについての感想や評価のコメントなど)はFacebookページに書いています。よろしければこちらもどうぞ。

« 1枚のメモから | メイン | たい焼きシンクロニシティ »

最近のエントリー

カテゴリー別アーカイブ

月別アーカイブ

過去のダイジェスト(オススメ記事)

  • あわせて読みたい
  • TwitterCounter for @smashmedia
  • track feed
  • この日記のはてなブックマーク数
  • 人気ブログランキング - smashmedia
Related Posts with Thumbnails