「私塾なんてなんで儲からないことをなんでやるの?」とか「えらいね」とか、これまでに何人もの人に言われてきた。まあえらいかどうかはわかんないけど、自分でもよくやるもんだなあと思うことはある。やめようと思ったことはない(まだ2ヶ月だから当たり前か)。
実際、ECサイトの世界では私塾的なことをやって会費を集めてビジネスにしている人が何人もいるんだけど、ぼくはそういうのには興味がない。お金は好きだけど、もっとたくさんほしいけど、稼ぎ方として今のところは考えられない。もっと年取ったら変わるのかもなあ。
それよりもフェアでフラットな関係を作りたいと思ったし、無責任さと責任感の間にあるところで人間関係ってのは醸成されるんじゃないかと思ってるから、ビジネスにはしないことにした。実費でもらってるからボランティアではないです。時間割いてるのはお互い様だし。
で、実際に始めてみるとこれがまあ時間を食うわけです。サラリーマン時代だったらできなかったなあというくらい。
上司部下の関係なら正解を示せばいいし、失敗するのをわかってて見守るってのは相当余裕があるとき以外はできないんだけど、私塾の場合はいくら失敗してもいいし、失敗して得るモノがあるなら失敗するまで見守ってあげられるので、その違いはとても大きい。
だけどとにかく時間がかかる。こういう意味のある自己投資の時間ってのは大学をサボりまくったぼくにとってはとても貴重で、この機会をもらえたことにすごく感謝してる。仕事も楽しいんだけど(というか楽しい仕事しかしないんだけど)、まったく違う感じがする。
そう、仕事じゃないってのはいろいろといいなあと思ってて、業務時間外に(夜とか週末に)活動するので時間的にも体力的にも大変だしきついんだけど(たぶん塾生はぼくより大変だと思う)、その厳しさの反面として、失敗すら許容できる優しさがあるわけで、こういう関係は特殊で素敵だなと思った。
会社の中に信頼できたり尊敬できたりする仲間ができれば一番いいけど、それが叶わない場合は社外に求めりゃいいんじゃないっていう当たり前のことの可能性を感じてます。
きっとそういう動きが増えていって、またmixbeatの塾生がそういうネットワークをさらに広げていってくれると思う。そしたら何十年かして「いいことしたかもな」って思えるかもしれない。
そうなったらいいな。












コメント(2件)[コメントだけのRSS]
失敗するまで見守れる環境っていいですね。今はそういう余裕が失われてると思うので。フェアでフラットな関係って、長く続きますしね。
投稿者: maru | 2008年8月28日 10:37
maruさん、コメントありがとうございます。
そうですね、今は会社にそういう余裕とか環境が失われてきてるので社外で作っていけるといいなと思ってます。
ま、失敗しないのがいちばんいいんだけど、失敗で学ぶことも大きいので。
投稿者: 河野
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2008年8月28日 10:56