んなこたぁない。
ぼくはそもそも「女性だから女性のことがわかる」というような類をあんまり信用してないのだけど。
株式会社ハー・ストーリィは、「女性のあした研究所」の女性会員を対象としたアンケート調査を実施、2008年6月13日、その結果を公開した。
サンプルがとても偏ってることに注意。ネット調査だし。有効回答者数が5000名となってて、すごい量だなと思ったんだけど、既婚率が8割を超えてて、国勢調査を見るまでもなく、結論ありきの調査っぽいことがわかった。
まず、「クチコミと広告ならどちらをより信頼するか」との問いでは「クチコミを信頼する」と答えた女性は約80%にのぼった。
クチコミと広告を並べられて、広告と答えた20%のほうが気になるわ。そもそもクチコミってのは(もしそれが相談とか質問も含めるなら)広告を見たあとの検証に使われるんじゃないのかね。つまり行動を見ればどっちを信頼するかは一目瞭然だし、そもそもそういうもんじゃん。並べて比較するようなものじゃない。「彼女とまさみとどっちを愛してるか」みたいなもん。そりゃまさ...、いやちがうだろと。
たぶん10年前でも、そのふたつの比較ならクチコミと答えると思うよ。これは主婦じゃなくてもね。
「ご自身でブログを持っているかまたは、SNS に参加しているか」との質問では「持っている(参加している)」と答えた人が約52%を占め、過半数を超える結果となった。
ネット会員だからってのがこの結果を示してるだけで、世間の過半数の女性がそうだってわけじゃないことに注意。
一般的に Blog、SNS の利用率は20~30%と言われていたが「個人発信のインターネット情報」や、多様化された「評価サイト」を日常的に使いこなす女性・生活者のアクションにより、今後"ネット上のクチコミ"の存在感がより増していく傾向が予想される。
一般的に20-30%というのは知らないけど、たぶんそれはもう少し母数の偏りをなくしてのパーセントなので、それと比較して多い少ないを論じるのは危険。というか無意味。
いくつかブログを見てたら、こういう数字を「へー、そうなんだ。女性は積極的だな」とか書いてる人が何人かいた。広告代理店の人やマーケティングを仕事にしてる人が、そんなじゃダメだと思う。
とりあえず「社会調査のウソ」から読んだほうがいいよ(過去記事)。ブックオフオンラインに古本もありました。あと、いまGoogleで検索したらぼくのエントリーが4位になってた。
以下、参考まで。
【調査結果】
<主婦が信頼する情報源とは2008>
http://www.herstory.co.jp/press/research/200804/20080414source.html<主婦のブログ・SNS登録率 2008>
http://www.herstory.co.jp/press/research/200805/20080514cgm.html











コメント(2件)[コメントだけのRSS]
こんにちは。
調査結果は
http://www.herstory.co.jp/press/research/200804/20080414source.html
と
http://www.herstory.co.jp/press/research/200805/20080514cgm.html
に掲載があるのですが、実はこれharstoryの会員を対象のアンケートなんですよ。ソリューションを見ればわかるけど女性対象のクチコミウエブサイトなんだから既婚率が高いことやクチコミを信頼するという結果が出ても何一つ不思議が無いんですよね。
クチコミのソリューションを使っている会員が択一で「CMかクチコミか」とクチコミのソリューションを展開している会社に聞かれたらどう答えたかがわかったに過ぎないというか、自社のソリューションが向かう方向性が正しいということを内外に示す為の提灯に過ぎないと私は読みましたです。
でもまあ、それはそれとして女性「だけ」を囲い込むというharstoryのソリューション自体は「あり」だと私は思う。
投稿者: ululun | 2008年6月19日 10:21
はい、会員アンケートなのは見てます。
そのへんはチェックしましたー。
投稿者: 河野
|
2008年6月19日 11:23