今日の広告の話、その2。
ニワンゴが「ニコニコ動画」のさらなる収益化に向けて動き出す。コンテンツプロバイダーが動画を有料配信できるようにするほか、「時報」と呼ばれる枠を広告枠として販売する。
ちょうど昨日、「ニコニコ動画ってビジネス的に成り立つの?」って聞かれて、んー、難しいと思うと答えたんだけど、中の人は「難しい、以上」では終われないので、いろいろと試行錯誤をしている様子。
有料配信はどこぞの方がおっしゃてたようにDVDが売れないとか、アニメ制作会社は体力的にも財政的にも疲弊しているというような話のときにも出てたので、彼らの救済措置になるかどうかはわからないけど、いい取り組みだとは思う。
でもDVDですら画質が悪いと言ってる連中に、いくら安いからとはいえ売れるのかなあ。
と思ったらアニメじゃないみたい。
ニコニコ動画ではMTV Networksの番組を配信するViacom International Japanや吉本興業グループ、エイベックス・エンタテインメントなどが公式コンテンツを提供することを表明している。これらの企業が番組を有料配信できるようにする考え。ひとつの動画を1週間見られる権利を販売するほか、1カ月単位で特定の動画が見放題の有料チャンネルなどつくることを考えている。
ユーザー層が違うと思うんだけど大丈夫かな。ま、ここからコンテンツプロバイダーを広げていこうという考えなんだろうね。うん、わかる。
ぼくはそんなにニコニコ動画を見てないし、プレミアムにも登録してないのだけど、どういう人たちが有料でエロ以外の動画コンテンツにお金を払うのかは興味がある。
うまくいってほしいですね。
時報のほうはこんな感じ。
時報とは、ある時間になると再生中の動画がすべて一時停止し、動画上部にテロップが流れるとともにニワンゴからのお知らせが流れるというもの。現在は午前0時、午前2時、午後7時の3回流れており、このうち午前0時の枠を広告枠として販売する。「毎日10万人から20万人が同時に視聴するネット上でもっとも印象的な広告枠を1週間単位で販売したい」(開発者ブログ)
んー。動画が止まるのか、それはちょっと、というかかなりイヤかも。
こないだニコニコ動画の分析を鵜川くんとしてたんだけど、ぼくが思うに、あれはサバトのオンデマンドだと思ってて、みんなワイワイ盛り上がりたいんだけど、ニュー速とかだと、リアルタイムで追いつけなくて(多くの人は終わってから見る)、だからああいう時間差の、アンシンクロナイズドなコミュニケーションは有効で、はまるんじゃないかなと。
自分以外は全部「再生」なんだけど、似非ライブ感というかライブのDVDを見てる程度の盛り上がりは感じられる。もちろんライブはコンサートでもサッカーの試合でも現場にいるほうが盛り上がるわけで、それは時間や空間の共有がそうさせてるわけ。
だからリアルタイムが一番なのは間違いないんだけど、ブログや掲示板のような完全アーカイブよりは、ちょっとだけリアルタイム寄りで、その「ちょっと」が実は大きかったりする。
で、そこに「時報です」って割り込まれると萎えるんじゃないかなあ。
みんなも一緒に時報待ちしてるってイメージできるのかな。見てみないとわかんないな。
たださっきのFacebookの「Social Ads」とはちがって、「広告」としてはとてもわかりやすいし、一度試してみたいとも思う。わかさ生活のブルーベリーサプリとかいいんじゃないのかね。
久しぶりにニコニコ動画見たけど、たまに天才的なコメントがあるよね。たまにって言うか数分に1回はあるからけっこうあるね。
あんなにピッペンのファンがいるとは思わなかった。ほんとに「みんなで見てる」って錯覚が起こるんだよなあ。











コメント(4件)[コメントだけのRSS]
この時報かなりネタに走れば一時的には可能性がある気がしています。3時のおやつは文明堂みたいな感じで。
ただ、クライアント側が結構遊ばれるのも覚悟して挑まないとしんどいでしょうね。
投稿者: ugawa | 2007年11月 8日 17:41
> クライアント側が結構遊ばれるのも覚悟して挑まないとしんどい
だね。で、そこを考えるのがオイラたちの仕事じゃない?
投稿者: 河野 | 2007年11月 8日 17:43
ですね。やるべきことは山のようにありますね。
投稿者: ugawa | 2007年11月 8日 18:44
そそ、楽しみなことです。
投稿者: 河野 | 2007年11月 8日 18:57