広告業界出身の人が書く提言めいた本ってどうしてこう読みにくいのかね。国会答弁みたいに専門用語だらけだし、誰かの受け売りでWebやネットに過剰に期待しているし(テレビに落胆しすぎだし)、何が言いたいのかがさっぱりわからん。
さすがに紹介する価値がないと思ったので書名は控えるけど、こういう本ってけっこう多いんだよなあ。赤い本とか。
そもそも広告業界の人しか読まないんだろうけど、半分も理解できなかった。
広告はドメスティックなもので言語の壁があるから外国から学ぶものはないと断言しつつ、海外の広告会社の例ばかりを引用するし、とにかく矛盾だらけプニィ。
広告業界の人だったら理解もできて、モチベーションにも繋がるのかな。そもそも彼らはこういう本を読んでるのかな。読んでなさそう(やる気以前に忙しいのもあるし)。
ほんと、オトナはわかってない。
かといって、ネット業界の人が書く、マスメディアに対する悲観論もピンボケだらけで、とにかく自分たちの縄張りにお金を引っ張ろうとする魂胆が見え見えで気持ち悪い。言ってみりゃ下品。
さっき病院で読んでた本も、(もう途中で読むのをやめようと思ったけど)ネット広告がテレビ広告を抜くとか、煽りすぎどころかウソばっかりで、かなりがっかり。
そもそもフジテレビとYahoo!を比較するならわかるけど、合計で比較することにどれだけ意味があるんだろう。それにネット広告費の源泉は実際には販促費の部分も大きいはずで、何を比較しているのかもすごく曖昧。
さらにハードディスクレコーダーが普及すれば、ほとんどの家庭でタイムシフト視聴になるから、テレビCMのビジネスは崩壊すると言ってるけど、崩壊するのは現行の視聴率算出方法であって(というか、こんなのはすでに崩壊してるんだよ)テレビCMの効果とか、テレビ(CM)ビジネスそのものが崩壊するとは限らない。
そもそもね、テレビCMが見られてないとしても(まあ悲観論者が言うよりは見られてるけど、楽観論者が言うほどは見られてないだろうね)、じゃあネット広告が見られてるというのがうさんくさい。スクロールしなきゃ見えないバナーとか多いよ。それにブログのようなデザインのとき、無意識にバナーを見ないようにしてない? AdSenseなんていちいち読んでる?
テレビCMなんてリモコンが誕生したときからザッピングタイムになってるんだから、ここ数年で急に見られなくなったわけじゃない。ハードディスクレコーダーなんてまだまだ普及してないし。
ブロードバンドが普及したというのも、数字ではそうだけど、それは普及率であって利用率ではないことをわかってない。普及率しか見てない限り、絶対間違えるよ。今みんなが帰ったらPCの電源入れてると思う? Wiiチャンネルでニュース見てると思う?
(あ、たぶんこのへんの話は今度の本に入ります、ええ宣伝です)
もうちょっとバランスよく話してくれるとうれしいんだけど。
……あ、魔法の言葉を忘れてたプニィ。











コメント(2件)[コメントだけのRSS]
>さすがに紹介する価値がないと思ったので書名は控えるけど、こういう本ってけっこう多いんだよなあ。赤い本とか。
ちょwwwwwww控えてないwwww自重www
投稿者: hidetox | 2007年10月12日 10:16
あ、もっとひどい今回の本は赤くないです。白かったですw
投稿者: 河野 | 2007年10月12日 11:32