すでにぼくの中ではクチコミやWOMマーケティングへの興味は相当薄れているんだけど(別に有効じゃないとは言わないけどね)、まだまだバブルは止まらずといった感じ。
サイバーエージェントは10月11日、同社が運営するブログサービス「Ameba(アメーバブログ)」が、講談社と共同で、クチコミ促進サービス「AmebaPR」を活用した広告商品「K×A クロスメディアパッケージ」を開発したと発表した。
実際にどういう商品かというと、ブログに書かれた内容を使った記事広告を雑誌に掲載するみたい。
K×A クロスメディアパッケージは、クライアント企業がAmebaPRを活用して生まれたクチコミを、講談社が発行する雑誌に編集タイアップ記事として掲載する広告商品。
あーなるほどなあ。「ブログでこんなに話題です」ということを記事に載せるのか。なるほどなあ。えぐいなあ。
たしかに雑誌の読者はそこまでブログでの話題にビンカンじゃないかもしれないしね。ていうかこの場合、そもそもほんとは話題になってないことがばれないのが重要だから、「ふーん、そうなんだあ。ブログで話題になってるんだあ」と思ってくれる読者が歓迎される。うーむ。
こんなんがクチコミの広告商品でいいの?
お客さんがいるから(今回もKDDIがお買い上げ)いいんだろうけど、ちょっとねえ。











コメント(7件)[コメントだけのRSS]
弊社商品のご紹介ありがとうございますw
実際にこの提案に携わったわけでは無いので個人的意見なのですが、
ブログマーケティングで得た感想を、他媒体の広告クリエイティブに使いたいという
要望はまま聞くことがあります。
例えば、トラックバックキャンペーンをやって、
そこに寄せられた意見を交通広告で使用した事例も
過去には存在しています。
どちらにせよ、クチコミの盛り上がりを演出するというよりは、
広告に良く入っている「お客様の声」の変形版というのが近しいのでは
ないかという印象を持っています。
フタを開けてみたら狙いが全然違うかも知れないのですがw
投稿者: 小越 | 2007年10月16日 11:17
別に紹介してないけどねw
ブログに書かれているのが「消費者の生の声」であると仮定して、それを店頭POPや広告クリエイティブで使おうとするのはよくわかるし、聞いたこともある。
実際、ぼくもビーケーワン時代にお客さんからメールで寄せられるお礼の言葉を掲載したバナーを作ったこともあるし。
(「じゃらん」が似たような中吊りをやってた)
ただ、これは「書かせた」時点で話が違うんじゃないのと思っていて、それは「消費者の生の声」という前提を満たしていない。
もちろん最初からライターが数人分の「お客様の声」を代筆(捏造)することもありえるので、大差ないと言えなくもないけれど、しょせんその程度ってことでもある。
さすがに大丈夫だと思うけど、
> 講談社が発行する雑誌に編集タイアップ記事
に広告表示がなかったりしないよね。まあ最近じゃその辺の倫理規定も守られてなかったりするらしいけど。
投稿者: 河野 | 2007年10月16日 11:46
>ただ、これは「書かせた」時点で話が違うんじゃないのと思っていて、
>それは「消費者の生の声」という前提を満たしていない。
そうですね。
おっしゃるとおり、どういう形でどんな意見を
集めるかがキーでは無いかと思います。
うまくバイアスのかからない形が実現されて
いればいいなと勝手に思っています。
投稿者: 小越 | 2007年10月16日 12:26
話が違うかもしれませんが、最近思ったことなんですが、
「書かせる」って、自分でそういう文章を書いて思うのが、絶対に文章のクオリティ出ないですよね。プロのライターじゃないし。
Macのキャンペーンとか傍目から見てて、グダグダだなぁと思ったりしますが、如何に「うまくやらせる」ことが難しいかってのを感じます。
しかし、レビューを書かせる、でもなく、書いてね、でもなく、「よく書けるようにお膳立てする」ように、ブログ書く人が自由に使っていい画像素材や動画素材を提供するとか、プレスリリースを一歩超えて、「エントリを書くため」の情報提供って、やってるものなんでしょうか?
トップダウン的に情報を提供したって、結果的に本人たちが高いモチベーションでレビューを書けば、それは本人たちの生の声なんじゃないかと思ったりしますし、そっちの方がよっぽど有意義だと思うんですが、なんとなく「ブロガーには不可侵」というのを意識して、なんもケアしないのも違うかなと思ったりもしています。
微妙な話かもしれませんが。
投稿者: f-shin | 2007年10月16日 14:55
>f-shinさん
ごめんなさい。何度か読み返したんですが、ちょっとわからなかったです。
もう少し説明してもらえますか?
ぼくの意見を補足しておくと、「消費者の生の声」で言いたかったのは、本音かどうかなので、それは「書かせる」こととは必ずしも関係ないですね。
ただまあ全部お膳立てしなくても書いてくれる意見が大事なのでって、素人にこびてまで何かを書いてもらうって発想はどうにもずれてると思いますね。
投稿者: 河野 | 2007年10月16日 15:38
えと、ブロガーにレビューを書かせたい業者の人に伝えたい話なのかもしれないのですが、
例えばブロガーのミーティングに参加して「書かされる関係」になると、マジメな人はなんだかんだ言って「あぁ今日の夜、書かなきゃいけない」とか義務感が発生すると思うんですね。
そういう関係が一度できているのであれば、よりよくブログがかける情報が提供されるとより良いなと思うわけです。ブログに利用可能な商品画像とかですね。
オフィシャルイベントに参加してる以上、例えばメーカーサイトの無断転載とかは絶対やらないと思いますし。(もちろんやっちゃいけないことですけど)
あと、書かなきゃ行けないという義務感と、ホンネが書ける書けないは、僕も無関係だと思っています。自分が、まったくホンネの意見を書けないようなら、そもそもその企画に参加しないと思いますし。(僕の場合は、ですが)
投稿者: f-shin | 2007年10月16日 23:38
f-shinさん、ありがとうございます。
いまどき利用可能な商品画像も提供しない会社がイベントを開催してるんですか?
ぼくにはそのほうが信じられないのですが……。
投稿者: 河野 | 2007年10月16日 23:47