1日1冊ってほどじゃないけど、ちょこちょこと本は読んでいる。
今日読んだのはこの本。
この本はすごい。何がすごいかっていうと、1ページで説明できちゃう内容を延々と繰り返して書いて1冊の本にしているところ。ぼくも少しだけ原稿を書いたりすることがあるんだけど、あらかじめ4ページとか、3000文字とか言われると、それを埋めなきゃいけないのがけっこうきつい。ブログならてきとーに終われるのに。
ここまで膨らますのは技術だと言っていい。さすがです。
ぼくもダイエットはしてるんだけど、この記録するってのはめんどくさくていやだなあ。たぶん「めんどくさい」ってのは人によってちがうので、岡田さんのように好奇心や探究心が異常に強い人たちにとってはいいんだと思う。ぼくの場合は「食べ過ぎてデブになるとモテなくなる」という恐怖心で押さえ込んでる感じ。ま、なんにせよダイエットなんてのは摂取カロリーと消費カロリーの問題なので、基礎代謝以上に食べなければ誰でも痩せます。ぼくも1ヶ月暴飲暴食を控えただけで5キロも落ちたし。
実はこの本の見どころ、読みどころはダイエットの部分じゃなくて、第一章で述べられている「見た目主義社会」のところ。
ぼくもこの変化は感じてる。ブランドでもキャラでも呼び方はなんでもいいんだけど、イメージというものが今まで以上に重要になってきている。これは単にファッションや電化製品の話だけじゃなくて、農作物の産地だったり、ゲームのクリエイターなども「名前」が人気を大きく左右する。
そしてそのイメージ形成において、見た目や語の響きというものが影響力を持っていて、例えば「黒烏龍茶」なんて、別に黒いことに意味はないのに、なんとなく効きそうと思わせてしまうとか、そういうケースが増えている(気がする)。
というとてもためになる話なので、第一章は痩せてる人にもぜひ読んでもらいたい。
あと、イメージに関して言うと、岡田さんの場合は「元デブ」というラベルはまだ取れてないし、これが取れるのか、取れるとしたらいつなのか、は気になる。
夏休み明けにメガネをコンタクトに変えた、通称「メガネ」と呼ばれてた子が、いつそう呼ばれなくなるのかとか、そういう話。
少なくともぼくの中ではまだ「元デブ」なんだよなあ。岡田さんの本とかコラムは好きだから、思い入れも強かったし。
とりあえず今後も様子見って感じかな。リバウンドするかもしれないし。



いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)







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