UGC/CGCMの代表例としてよく使われる「メントス × コーク」なんだけど、あれで使われてたのってコーラだっけ、それともペプシだっけ、という記憶の曖昧さについて、先月のWOM勉強会で少し話した。
何が言いたかったかというと、そもそも覚えてもらえてない時点で、エリマキトカゲと変わらないんじゃないのかということ。映像自体のインパクトが強すぎると、訴求している商品やブランドがほとんど記憶に残らないという話。
ちなみに、エリマキトカゲのCMは「ミラージュ」ってクルマのCMです。ついでに言うと、ウーパールーパーを使ったのはぼくの大好きな日清焼きそば「UFO」のCMなんだけど、みんな覚えてた?
そういえば「ダッダーン、ボヨヨンボヨヨン」って女子プロレスラー(レジー・ベネット)が出てたのはなんのCMだっけ?(正解はエントリーの最後に)
ということで、インパクト狙いの広告を考えるときは、商品名を言わせるとかしないとなかなか記憶に残らないということをもっと考えたほうがいいと思う。
特にネットでバイラルCMとかバズとか言ってる人たちはこういう一発狙いの企画を提案することが多い気がする。話題になることが悪いことじゃないけど、それは手段であって目的じゃない。それわかってますか?
さらにもうひとつ。
この「メントス × コーク」のBuzz/WOM効果で、メントスの売上が15%アップしたといわれているけど、食ってないわけですよ、彼らは。別にぼくは消費者団体とかじゃないし、どっちかっていうとビールかけをやりたくてしょうがない人間なので、ああいう遊び(?)は嫌いじゃないんだけど、あえて言うなら無駄に消費しただけ。
食ってないから好きにもならない。乾電池と変わらない、ただの道具扱い。
短期的な売上アップも重要かもしれないけど、これではファンは作れない。
仮面ライダースナック、ビックリマンチョコのときもお菓子を捨てることが社会問題になったけど、あれはまだオマケに対してきちんとファンがついたので、このケースとはちょっとちがう。
ちなみにぼくはビックリマンチョコのお菓子が大好きで、金持ちんちのナガオくんが箱買いした時にお菓子だけもらってました。いやはや、あさましい。でもおいしかったよ、あれ。
それはさておき。
たったひとつの映像が、売上を15%もアップさせるのはすごいことだけど、これを成功事例とするのはちょっとちがうんじゃないかと思います。
こんなことを企業が狙ってやるもんじゃないし、やっちゃダメ。もうちょっとちゃんとファンを作ることを考えていかないといけません。
以下、メモ。
- 「メントス × コーク」はダイエットコーク(コカコーラ)でした。でも「ダイエットコーラ」とか誤表記も多かったし、ペプシでやってる人もいて、メントスだけが印象に残ってます。
- 「ダッダーン」は調べたら、ピップフジモトのCMでした。「ダダン」ていう滋養強壮の栄養ドリンクのCMだったみたいで、タレントが商品名を言ってたわけですが、記憶にないですね。
エリマキトカゲの話は「キミがこの本を買ったワケ」にも書いてあります。名著です。











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