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エリマキトカゲと湯川専務

さっきのエントリーでふれたエリマキトカゲのCM(三菱・ミラージュ)にしろ、R25世代にはかなり記憶に残ってると思われる、湯川専務を起用した「ドリームキャスト」(セガ)のCMにしろ、世間的にも話題になったし、セガのCMは第38回ACC全日本CMフェスティバルの最優秀テレビCM賞を受賞したりしたけど(ミラージュのCMが広告賞を獲ったかは調べたけどわからなかった)、賞を獲ることは主目的じゃない。

そりゃ話題になったらうれしいし、賞をもらえるのもうれしい。ぼくもあのセガのCMは好きです。でも売上に繋がらない広告ってどうなのだろう。

もちろん短期でどうってことじゃないです。こういう話をするとブランディングは時間がかかるって反論があって、ぼくもそれはわかってるつもり。でも、中長期で考えても、エリマキトカゲはミラージュの販売に効果があったとは思えないし(現在は製造終了)、ドリームキャストも市場から撤退してしまったわけで(ぼくは買ったのに!)、なんていうか内輪で喜んでるイメージしか浮かばない。

余談だけど、セガのあの自虐CMを手がけたのは秋元康で、彼は後にセガの社外取締役に就任している(すでに退任)。秋元さんは好きなクリエイターのひとりだけど、この件(CMそのものじゃなくて役員になっちゃうあたり)はけっこうがっかりしたのを覚えてます。

CMを作るのは大変だと思うし、必ずしもクリエイターの思う通りのモノはできないのも知ってる。クライアントはいろいろ言うしね。
だけど、なんかちがうんじゃないのとやっぱり思うし、書きとめておきたい。そしてクリエイターのみなさんには賞以外のところで競い合ってほしいと思う。

前にぼくの周りで「Nike Cosplay」の認知度を調査したときも、ほとんどの人は見てなかった。でも東京インタラクティブ・アド・アワードで金賞とか獲ってるわけです。
インタラクティブとか、コミュニケーションって言葉は彼らが使ってるのと、ぼくらが感じてるのは違う概念なんじゃないかと、オンラインでのコミュニケーションを10年考えてきた人間として思ってしまいます。

同じように話題になるにしても、「雪国まいたけ」とかは売上にも繋がってるみたいだし、「高いから品質もいい」というブランドイメージの醸成もできてる気がする。

広告もコミュニケーション。話題性だけじゃなく、しっかり関係構築できるように考え抜いてほしいし、そのための双方向であってほしいです。
ぼくもそういうお手伝いができるといいなと思います。

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コメント(1件)[コメントだけのRSS]

もしかするとここの差が「マーケティングの人」と「広告の人」の感覚の違いなのかもしれない。

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